歯周病の影響は歯ぐきだけの問題じゃないのです
2014/ 02/ 20「リンゴをかじると歯ぐきから血が出ませんか?」
このCMがわかる人は同年代かも

最近のCMでも「歯ぐきから血が出る」「腫れて痛い」というフレーズは使われています。
そもそも歯周病とはなんぞや?
歯を支える骨を溶かす病気のことなのです。
じわじわと進行するため、歯ぐきから血が出たり腫れたりする自覚症状が出て来たら
結構進行してマス

しかも虫歯と同じように自然に治ることはないのです。
進行すると歯を支えられなくなり、歯がグラグラして抜けちゃうんです

歯周病の場合、進行度にもよりますが独特の口臭がします。
自分では気づかないうちに周囲の人に嫌な思いをさせてしまう口臭。
食べ物による一時的な臭いとは違い、歯周病が原因の口臭は治療によってしか改善されません。
また、全身疾患との関係もあります。
たとえば糖尿病だと、血糖値が高くなると歯ぐきの毛細血管の血流が悪くなり歯周病が悪化したり
逆に歯周病になると歯周病菌への免疫反応によってインスリンの働きを妨げ糖尿病が進行したり
歯周病と糖尿病は相互に影響する、ということもあるようです。
では、歯周病を防ぐ、または治療するにはどうしたらいいでしょう?
軽度の場合は正確な歯磨きで改善されますが、歯石が付いていたら自分では取れません。
歯周病について不安に思ったら遠慮なく相談して下さい。